アイカツフレンズ!かがやきのジュエル (51-76 話) 感想

本当なら『オンパレード!』の放送より前に書き上げたかったけど、見事に遅れてしまいました。
そんな感じの『かがやきのジュエル』のまとめの感想です。

 

先に書いておくと、私のスタンスは
「一年目はとても満足だったけど、『ジュエル』には不満が残った」
という感じです。

『ジュエル』に特化していうと、
・やりたいことはわかりやすく、最低限のことは描けていた
・ただ本当に最低限の描写による骨格のみで、それ以外は変な所に肉付けがされている印象
という感じでした(ぶっちゃけこれがこの記事の結論です)。

以下、雑文をつらつらと。

 

 

『かがやきのジュエル』でやりたかったこと(であると私が受け取ったモノ)は、
このブログの各話感想にも書いてきたが "導く側" の話だったんだと思う。

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©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

『ジュエル』において物語上の最も大きな軸が「アイビリーブ」であることは明らかだと思う。ひびきさんをフレンズとして成長させ、アリシアさんをアイドルとして成長させるという構図は、(これも各話感想に繰り返し書いてきたことであるが)一年目の PP を彷彿とさせる形であった。一連のエピソードにおける感情のピークが活動再開にある所も一緒で、例の鐘や歌詞を綴った手紙なんかもそう。

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これら脚本上の立ち位置やエピソードの構図、各話の演出等から、『ジュエル』は一年目の焼き直しをアイビリーブでしたかったのかな、と思った。ひびきさんとみおちゃん・アリシアさんとあいねちゃん を重ね合わせて、ロマンス文法をふんだんに用いた独自の文脈をリフレインさせて、お話と感情を重ねていきたかったのかなと思った。そうなると大切になるのは我らが主人公 PP の目線なんだけど、アイビリーブを一年目 PP と重ねるならば、二年目 PP は当然 LMT と重ねたかったのではないだろうか。ひびきさんが PP に絡んできた理由は「トモダチカラを学ぶため」であったし、アリシアさんがアイカツ!を再開した際には「PP と共にアイカツ!をしてブランクを埋める」というエピソード軸が語られていたところを見ても、『ジュエル』での PP はアイビリーブを "導く" 立場にいたんだと思う。

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個人的な好みで言えば、この座組自体はとても好きだった。殊更 "勝負" に拘らないのは一年目からの『フレンズ!』の特徴であったし、その代わりに先輩や先生や指導者といった所謂メンターとしての足場を設けて、育て上げることに視線を向けたのには、個人的に興味を惹かれた。今までエピソード単位でそういうお話がなかったわけではないが( e.g.『アイカツ!』96-97 話)、シリーズのメインテーマとして扱うのは中々意欲的な試みだったように思う。立場の話だけで言えば『星のツバサ』の虹野ゆめもそういう立場にあったが、『星ツバ』はやはりどちらかといえば挑戦者としてのお話だったし。

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こういうふうに、個人的には(一年目同様)『ジュエル』もやりたいことそれ自体はブレずに通せたシリーズだったと思うし、それに直結していたアイビリーブ周りのお話はいい出来に感じた。また「春風わかば」というもう一人の "導かれる側" の存在と絡むことが出来たかぐやちゃん(とさくやちゃん)も、とてもいいエピソードを紡げていたように思う。他のキャラクターに関しても一話単位で観た場合は、上述したような全体の軸がしっかりしていたお陰か、そこそこの肉付けでも結構面白いエピソードに仕上がっていたのが多い印象だった。

 

しかし、である。
確かに「やりたいこと」は伝わってきたのだが、それを支える十分な描写があったのかどうか。
或いは一話単位でなくシリーズを通して観た場合・PP の物語としてみた場合、一年目のようなエピソード間の連続性が生み出す、作品全体を推し進めるようなダイナミズムがあったのかどうか。
まどろっこしい修辞疑問文を書いてる時点で伝わると思うが、私にはこういうのはなかったように感じた。

「いうほど PP からトモダチカラを学ぶ機会あったか?」「PP がアリシアアイカツリハビリに役立ったか?」「大体 LMT のおかげじゃないか?」という思いは今でもあるんだけど、

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もう一つ付け加えるなら、やはりあいねちゃんや PP が主体的に何かをやり遂げた感じがしないのが大きいと思う。繰り返しになるが、一年目ではあいねちゃんが友達を救ったり / 友達に救われたり といった展開が幾度となくあって、それが "友希あいねの物語" だということがわかりやすく伝わってきた。それに対して『ジュエル』ではどうだったのかというと、PP やあいねちゃんが主体的に何かやってきたという感覚がどうしても薄い。ていうかぶっちゃけ全部 LMT がやってくれた感がある。

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結局の所、こういうことだ。アイビリーブが一年目 PP のポジションに収まり、PP が LMT の位置へ移るのはいい。一年目のトロフィーである「ダイヤモンドフレンズ」という立場に伴う "格" を表すことにも繋がるし、作品の指針である LMT の向かう方向性とも一致している(アイドルのプロデュース・アイカツ!NPO = どちらも "導く" 方向)。だからこういう構造そのものはアリだと思う。
じゃあ肝心の『ジュエル』本編中の PP 描写はどうだったかというと、ただイチャついていただけに思えた。

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勿論、アイビリーブを "導く" ような描写が全く無かったわけではない。53 話なんかはそういう意味を持ったエピソードだろうし。しかし、あの一話だけで「天翔ひびきは PP からトモダチカラを学びました」といわれても???となるだけだ(少なくとも私はそう感じた)。HC なんかは、それを学ぶ為に手痛い負けを経験した上で日本一周までしたっていうのに。

当然ながら、私の解釈違いだということも考えられる。制作陣は別に PP を "導く" 立場に置いたわけではなく、私が勘違いしただけということだ。或いは『ジュエル』に於ける PP のイチャイチャ描写には別の理由があって、私が拾い切れていないだけという可能性だってある。しかし、例えそうだとしても、やっぱりアイビリーブの「PP のおかげで」という言葉が寒く感じることに変わりはない。PP より LMT に感謝すべきでは?と思ってしまう。

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これに関連してもう一つ付け加えると、PP の印象が薄くなってしまうことの要因に、LMT の存在感が濃いままだというのもあると思う。上の繰り返しになるが、ぶっちゃけ全部 LMT が回していたように思えてならない。先述したように、一話単位で観た場合は、ミライさんの狂言回しっぷりやカレンさんの強キャラムーブがいい感じに働いていて面白かった。しかし全体を通して観た場合、ひびきさんに対して・アリシアさんに対して・ソルベットに対して の全てでこういう話の回し方をしていたので、ジュエリングフェスティバルの頃には LMT の凄さだけが印象に残り、PP はただ仕事をこなしていただけに思えた。

追記 19/10/07

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・2 年目における『神崎美月』の投入時期について
『神崎美月』を務めるキャラクターの 2 年目における扱いっていうのは、どうしても慎重にならざるを得ないと思う。一挙手一投足の影響が物語全体に大きく波及するためだ(だからこその『神崎美月』ともいえる)。『2nd』における神崎美月本人は、裏でのチラ見せムーブから、年末に顔見せ、中盤でみくるさんを引っさげて本格参戦という流れで、結構なスパンを取っていた。『星のツバサ』に於ける白鳥ひめも同じで、第 25 代関係やアリアちゃん絡みでちらほら出てくるものの、存在感を出してきたのは月のドレスをチラ見せしてきた辺りだ。だから『ジュエル』において序盤からミライさんやカレンさんが積極的に絡んできたのは放送当初は新鮮に映ったものの、終わったあとで振り返ってみると物語全体がおんぶに抱っこだったように思えてしまう。一応 "LMT の活動再開" というカードは最後まで切らずに取っておいたので、それが従来の『神崎美月』参戦に当たるっていうことなんだろうが。どうしてもこの辺りの展開からも "大人の事情" が透けて感じてしまうんだよなぁ。
あと 2 年目の『神崎美月』参戦が遅れるのは、筐体でのマーケティング都合もあるでしょうね(『アイカツ!シリーズ』の IP の性質を考えるとというかそっちが主か)。

追記 19/10/07

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・友希あいねの夢
一年目では「友達 100 万人」という夢に対して何だかんだちゃんとしたオチを用意していたけど、『ジュエル』では「世界中の人々と友達に」を完全にスルーしていたのも、あいねちゃんの存在感を考える上で大きそう。"目標を達成したかそうじゃないか" という差じゃなくて、"それを意識した描写が成されていたかどうか" の差だ。100 万人に向けて隙きあらばモブと絡んでいた一年目と、ソルベット国民以外とは碌な絡みがなく常にみおちゃんと一緒にいた『ジュエル』とじゃあ、そりゃ『友希あいね』というキャラクターの存在感が全然違ってくるのは自明だろう。

 

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ステージについて。

JLR は正直、キャラやステージに左右された印象がある。みおちゃんやアリシアさんのような寒色系・暗めのステージであれば、その他のオブジェクトや背景などと相まって、ジュエルの輝きが映えるステージになっていたと思う。一方であいねちゃんの『窓 -ココロ- ひらこう』のようなステージだと、あまり意味のない感じになっていたのが残念だった。かといって全部暗めにするわけにもいかないし、塩梅が難しかったか。

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あと主人公フレンズのラストソングが『ひとりじゃない!』ってのは、やっぱ軽い感じがする。"奇跡を起こす歌" としてあれが相応しいのかどうか。『そこにしかないもの』はクリスマス(37 話)にしっかりと文脈の補強を行っていたが、そういうのもなかったし。PP が本編中成長させてもらえなかったことを考えると逆にちょうどいいのかもしれないが、この考えはいくらなんでも寂しすぎる。

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あとはやっぱり HC・RM のステージについてだ。ジュエルの獲得は尺やら筐体やらの都合で無理だったのはわかる。しかし、ミラクルオーラくらいはどうにか出来たんじゃないかと、今でも思ってしまう。ぶっちゃけそれがあるだけで『ジュエル』の HC・RM エピに対する個人的な不満は半減したと思います。新曲や『オンパレード!』の準備の影響で、労力を割けなかったんだと思いますが。

追記 19/10/07

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・LMT のステージについて

アイカツフレンズ!』のエフェクト・オーラ盛り盛り主義なら、ミラクルオーラなしでももっとわかりやすく「やべぇステージ」てのをやれたんじゃないのかなぁ、と思ってしまう。それだけ私にとって 41 話(と 49 話)のステージが衝撃的で、印象に残るものだったということでもあるんだけど。"あのステージ" をどうやって越えてくるのかていうのを注目していたので、正直少し残念だった。

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LMT の復活ステージももっと凄く・ド派手に出来たんじゃないのかなぁ、という不満は今も残ってる。同格に扱われてる PP(オールジュエル) やアイビリーブがあんなピカピカしたステージをやってただけに。

 

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・ステージ中にドレスが上書きされる演出
『星のツバサ』の太陽のドレス顕現時から思っていたんですが、やっぱ思い出のあるドレスが上書きされるの、ちょっとヤダ味を感じてしまう。例えばエルザ様みたく最初からそれに執念を燃やしていたり、みおちゃんみたく上書き前から自分でデザインを考えていたりするのはそこまで気にならないんですが、ゆめ・あいねのようにデザイナーとの思い出が詰まったドレスだったり、わかばちゃんのように恩人からのプレゼントとかだと「なんだかなぁ」と感じる。私がレインボーエトワール好きだから、気になっただけかもしれないけど。

 

 

まぁ、『アイカツ!シリーズ』に関するあれやこれやから察するに、スタッフの方々も当初想定してた通りに作れたわけじゃないんだろうな、というのは思います。
これは完全に妄想ですが、
・ひびきさんとの交流に 1 クール
・ソルベット編そのままでアリシアリハビリ編と合わせて 1 クール
・第 3 クール半ばでアイビリーブ再結成、そこから筐体に合わせた展開
・最後にジュエリングフェスティバル
とか考えてしまいます。
HC や RM とひびきさんとの交流とか、もっとあったんじゃないかなぁ……とか。

追記 19/10/07

・ひびき編について
53 話なんかは PP・HC・RM の 3 組とひびきさんが絡む → PP(みおちゃん) のアドバイスでひびきさんが成長する てな具合で結構いい感じのお話だったように思うんだけど、今にして思えば、本来 3-4 話掛けてやる予定だったのを 1 話に圧縮・再構成したんじゃないか、とか邪推してしまう(恐らく気の所為)。一話毎に各フレンズとひびきさんが絡んで、その間でみおちゃんやあいねちゃんがちょこまか働き、「フレンズ」や「トモダチカラ」を学んでいって…… みたいな展開を妄想してしまう。

 

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・HC について
『ジュエル』で一番割を食らってしまったのが HC だったと思う。JLR やミラクルオーラもそうだが、同じ境遇の RM と比べてもエピソードに恵まれなかった印象がある。ステージ担当回はジュエリングフェスを除くと 55 話と 64 話の 2 つのみだが、そのうち 55 話は例のシャッフルフレンズ回だ。あれ単体で見れば『フレンズ!』世界を逆手に取った面白い箸休めだったけど、話数キツキツの中貴重な HC 担当回があれに消化されたと考えると、まぁ悲しい。フレンズの運命性を強調するお話なのに、絶賛フレンズ勉強中だったひびきさんは全く絡んでこなかったし。対する RM 担当回の 62 話もおバカエピソードの緩い回だったが、かぐや - わかば という大切なラインがあそこで構築されて、それ以降のエピソードで描かれていたかぐやちゃんの先輩ムーブに繋がり、最終的に 71 話の "親離れ" "姉離れ" にも繋がっている。『ジュエル』全体の感想にも繋がるが、こういうエピソード間で描写が連動し、全体で大きな熱量を生み出すってのが(RM やアイビリーブ以外には)なかったように思う。

 

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わかばちゃんについて
かぐやちゃんエピではいい仕事をしていたわかばちゃんだが、一方彼女自身のエピソードでは、やっぱりミライさんとの関係性の薄さを感じてしまった。限られた尺の中で回想等をフル活用して行間を埋める努力をしていたが、どうしてもこっちの感情が追いつかなかった。『SHINING LINE*』を意識した演出・構成というのは重々わかるんだけど、一方であれを為すにはやはり細かい感情の積み重ねやエピソードの連動が肝なんだなぁ、と痛感した。
これまた妄想だけど、本来は各編や各エピソードの合間に 1・2 話ずつ挟んで行く感じだったんじゃないかなぁ、と感じてしまう。或いはあかりちゃんみたく全体が落ち着く中盤から参戦していく感じとか。

 

 

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というわけで、『アイカツフレンズ!かがやきのジュエル』の感想でした。
わかりやすい一本の芯(だと個人的に思ったもの)があって、それを軸に各話毎に程よく肉付けをしていったものの、終わってみれば軸以外は別の形(LMT 主体のお話)になっていた、そんな感じの作品でした。

アイドルとして上に行けば行くほどファンとの距離は離れていくというジレンマ、或いは天秤のバランスに対して、稀代のコミュ力モンスターである友希あいねがどんな答えをだすのか、というのが 2 年目のあいねちゃんのテーマになったりするんだろうか。割と難しそうなお話ではある。

45 話 子どもたち
45 話 あいね ライブ(1)
45 話 あいね ライブ(2)
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ただ今回のお話が一つの回答になっていて、DF になったことで生じた一つの問題(= チケットが子供にまで回らない)を、DF になったからこそできること(= 大きな会場での子供限定ライブ)で解決してみせ、更にはやりたいことアンケートや終演後の交流等 "友希あいね" ならではの方法で天秤も今まで通りのバランスを保ってみせた。こういう姿を観ると、あいねちゃんが今のまま大きく成長するという可能性も見えてくる。

アイカツフレンズ! 45 話 『友達はパパラッチ!?』感想 - アニメ雑感記

私は 45 話で描かれたあいねちゃんの成長やその姿、彼女の出した答え等にとても心を惹かれたので、正直こういう展開のお話が『ジュエル』で観られるものだと勝手に期待していたという部分があります。だからこそ『ジュエル』で実際に描かれたものに(或いは描かれなかったものの選択に)一層不満を感じたというのがあるのかもしれません。

とまれ、一先ず『アイカツフレンズ!』は幕を下ろし、そのバトンを『オンパレード!』へと繋いだわけですので、その行く先を引き続き見守りたいと思います。

 

 

↓ 『ジュエル』の各話感想へのリンク

hm-htn.hatenablog.com

↓ こちらは一年目全体の感想。

hm-htn.hatenablog.com