アイカツオンパレード! 13 話『らきとツバサのドレス』感想

f:id:hm_htn:20191230133526p:plain

©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

今年最後のアイカツ!は、NVA に戻っての対エルザ リベンジマッチ!
パーフェクトとは?何のためにデザインをするのか?そもそもドレスとは?
こういうプリミティブな教訓を、圧が強めの作画でゴリゴリと描いていくお話。

 

 

 

らきメインエピにおいてテンションが明後日の方向へいくのは恒例になってるが、今回はそこに更に NVA 特有のスケールの大きさ・シュールな感じが加わった為か、いつも以上にテンションの振れ幅が大変なことに。

f:id:hm_htn:20191230133335p:plain
f:id:hm_htn:20191230133339p:plain
f:id:hm_htn:20191230133344p:plain
f:id:hm_htn:20191230133350p:plain
f:id:hm_htn:20191230133407p:plain
©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

エルザ様との謎にドラマティックな対峙から、シュールな空気のトンチキ、大聖母香澄真昼、右往左往するらきちゃん等々…… 色んな表情が観られることや、面白いトンチキを楽しむことそれ自体はいいんですが、全体を通してみたらメインのエピソードを結構食っちゃってる印象がありました。まぁ語られるお題の大切さの割には、それを語るドラマ自体はそこまで太くないので(※)、そんなに気にはならないんですが。

※それはそれで、もうちょい(6 話や 7 話みたく)いいドラマを用意してもよかったのでは?と思ったり。

追記 19/12/30

f:id:hm_htn:20191230143145p:plain
f:id:hm_htn:20191230143151p:plain
f:id:hm_htn:20191230143156p:plain
f:id:hm_htn:20191230151616p:plain
©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

やっぱニコニコしてる以外の表情が沢山出ると、この子は凄く可愛くなると思う。
ギャグ映えするというか、崩し甲斐があるというか。

 

 

f:id:hm_htn:20191230133500p:plain

©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

本編の内容としては、らきちゃんがブルーミングクイーンを模した(というかほぼそのまま?自分に着せた)デザイン画をエルザ様に見せて、大目玉を食らうところから始まる。どういう経緯でこうなったのかっていうのがほとんど語られない為、詳しいことはよくわからないけど、まぁ(自分のファンならともかく、同じアイドルという立場の人間から)こういうのを見せられても正直面白くはないわな、とは思う。 

相変わらずのノーブレーキング情動主義を振り回しデザイン画を描いたが、そこから「ドレス」という形に起こす所で、常識人かつデザインの先輩であるみおちゃんがブレーキをかける。何事にも許容ラインてのはあって、"既存ドレスに影響されそれに似たドレスのデザインを考えること" はよくても "そのドレスを作ってしまうこと" がダメであるのは、想像に難くない。

アイカツオンパレード! 8 話『作っちゃお!ラッキードレス』感想 - アニメ雑感記
f:id:hm_htn:20191127003924p:plain
f:id:hm_htn:20191230133624p:plain
©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

一個だけ成長したことといえば、前回と違って許諾を取りに来ているという点だ。情動主義に自分でブレーキを掛けられるようにはなってる。とはいえ天羽先生からのエルザ様は、優しさの落差が激しすぎて、相対する相手が悪かったな と思う。

追記 19/12/30

f:id:hm_htn:20191127004737p:plain
f:id:hm_htn:20191127004748p:plain
f:id:hm_htn:20191230165924p:plain
f:id:hm_htn:20191230165918p:plain
©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

これで PR は 2 着目だけど、どちらも試行錯誤を繰り返して難産だったのはいいと思う。

 

f:id:hm_htn:20191230133838p:plain
f:id:hm_htn:20191230133844p:plain
f:id:hm_htn:20191230141412p:plain
©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

「パーフェクトなドレス」というエルザからのお題に対し、右往左往しながら、レイちゃんや真昼ちゃんに導かれながら、自分の答えへと辿り着くらきちゃん。この、エルザ→レイ→真昼 っていうバトンはきれいに繋がってるように感じて、とても良かったと思う。

ツバサ先輩が指摘したのは「ファンの思い」であったが、ここでゆめちゃんが教えてくれるのは「裏方に支えられていること」であって、役割分担しているのがとてもいい。それでいて、違う部分はあくまで出発点だけであり、 2 人とも「ステージの大切さ」を説いているという着地点が変わらないのがいい。

アイカツオンパレード! 6 話『キラめく四ツ星』感想 - アニメ雑感記

我ながら結構強引なこじつけのようにも思うが、しかし今回のレイ→真昼のトピックの繋げ方は 6 話に通ずるものを感じた。レイちゃんは「自分が来たいと思えるモノをデザインするのが大事」、真昼ちゃんは「デザインだけが大切なのではない」「大切なのはドレスに込める思い」と、言葉は違えど 2 人が言ってることは同じ部分に根ざしているように感じる。この部分に 6 話のツバサ先輩とゆめちゃんの構図を思い出した。

f:id:hm_htn:20191230151152p:plain
f:id:hm_htn:20191230151158p:plain
f:id:hm_htn:20191230151201p:plain
f:id:hm_htn:20191230151207p:plain
©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

それにしても、レイちゃんが「自分が着たいと思えるモノが大切」というのは、まぁ重い。自分の為・ファンの為のアイカツ!というのを理解しながらも、あくまで "エルザの為に" 剣を取り、ドレスをまとい、アイドル戦国時代へと参戦してきた彼女が言うんだから、まぁ重い。

 

そんな 2 人の先輩の言葉は、手段と目的が逆転しかけていたらきちゃんによく刺さったようで、彼女は本来の "思い" を取り戻すわけだけど。この部分が今回非常に気になってしまって仕方なかった。

f:id:hm_htn:20191230133849p:plain

©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

観ている人たちに「ラッキーとハッピーを届けたい」という思いは、なるほど確かにらきちゃんのイメージに良く合うものだと思う。なんだけど、じゃあ果たしてその思いを "イメージ" で決めちゃっていいのかっていう問題があって。 "ドレスやステージにどんな思いを込めるのか" っていうのは、キャラクターの中枢を成すとても大事な要素である為、そこには何かしら足場を支えるエピソードなり描写なりが必要になってくるわけだ。それがなければ「どうしてそういう思いに辿り着いたのか」という部分がわからず、結果的にキャラクターが(或いはお話や作品自体が)フワフワ宙に浮く感じになる。

f:id:hm_htn:20190303020817p:plain
f:id:hm_htn:20190303020921p:plain
©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

アイカツ!シリーズ』はこの手の問題に対し、"原体験" となるエピソードを添えることで、キャラクタライズしていくという手法を伝統的にとってきた(『吸血鬼の恋人』『かぐやノート』etc)。しかし、らきちゃんの過去はこれまでに一切描写されていないし、今までのお話の中でそういった体験があったわけでもない。

f:id:hm_htn:20191104234201p:plain
f:id:hm_htn:20191120173849p:plain
©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

強いてあげるとするなら、5 話と 7 話はそれっぽい概念のあったお話であった。しかし、5 話は今回同様「みんなにラッキーとハッピーを届けるお話」であり、7 話はいちごちゃんから「そういう原体験の活かし方を(お弁当屋とステージの共通点の話から)教えてもらったというお話」であり、どちらもらきちゃんの "原体験" そのものを描いたエピソードではない。

f:id:hm_htn:20191020145638p:plain

©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

ぶっちゃけ、放送前はここまでらきちゃん方面のお話が掘り下げられるとは思っておらず、もっとお祭り寄りにシフトした作品になるのかと思っていた。なのでこういう所に疑問がもてた事自体が、個人的には嬉しい誤算だったりする。なんだけど、この作品に常に付きまとう "尺" の問題を考えた場合、この部分(らきちゃんの原体験)が描かれるかどうかは全く予想がつかない。描いて欲しいなぁ とは思うが、尺のことを考えると、過去のことを振り返るよりは未来のお話 = どう成長していくか が優先されそうな気はする。逆にいえば、この辺りのお話を、ドレスやデザインに興味を持った理由何かと合わせて描ければ、結構いい感じのキャラクタライズになりそうな気はする。……ただやっぱ尺がなぁ。

 

本題以外のところを触れておくと。

f:id:hm_htn:20191230140527p:plain
f:id:hm_htn:20191230140534p:plain
©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

みおちゃんは相変わらずの一定の存在感。全体で観れば流石にエルザ様や真昼ちゃんの方が目立っていたが、それでも "デザイン" 関係のお話なら絡んでくることができるっていうのはやっぱ強い。らきちゃんの興味分野とバッチリ丸被りしてるから当然っちゃ当然なんだが。

f:id:hm_htn:20191230141106p:plain
f:id:hm_htn:20191230151752p:plain
©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

一方のあいねちゃんについては最早突っ込む必要はないだろうが、にしたって薄い。同じ主人公勢の中じゃ、あかりちゃんも割と脚本上の役割がない方なんだけど、みおちゃんという明確な比較対象がいる分、あいねちゃんの方がより悲惨に感じてしまうのかもしれない。
ていうかあいねちゃんタイトルコール以外本編では喋ってないけど、一応キャストには載るんだね。

f:id:hm_htn:20191230133908p:plain

©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

らき・エルザ以外で一番目立ってたのは真昼ちゃんだろうか。"妹" であるはずなのにお姉さんじみた雰囲気・格上としての風格・S4 としての頼り甲斐 等々、こういうのが感じられるのは本編の "その後" を描いた作品としての意義を感じられて、とてもいい。『スターズ!』 5 人組は、ゆめ・あこ・真昼と大きめの役割を振られるキャラが多く、全体的に観て優遇されている感じがする。この調子で、ローラにもいいエピソードや描写が割り振られないかなぁ、とは思う。

追記 19/12/30

f:id:hm_htn:20191230143602p:plain
f:id:hm_htn:20191230143606p:plain
f:id:hm_htn:20191230143611p:plain
f:id:hm_htn:20191230143615p:plain
f:id:hm_htn:20191230143620p:plain
©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

作画だけでなく、演出的にも気合が入ってた真昼ちゃんパート。
細かい芝居の付け方なんかは 7 話のいちごちゃんとの絡みを思い出す(あちらの方が長尺だけど)。

f:id:hm_htn:20191230165930p:plain

©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

まぁその直後には既に手がきれいになってるんですけどね。

f:id:hm_htn:20191230141826p:plain
f:id:hm_htn:20191230151339p:plain
f:id:hm_htn:20191230151308p:plain
©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

有莉ちゃんのお手伝いをしている様子からは、初期のゆめちゃんを少しだけ思い出した。トピックがトピックだっただけに、真昼・レイだけでなく、有莉ちゃんもドレス(メイクはしないけど)講座とかやらせてあげて欲しかった感がちょっとあるんだけど、まぁそれは求めすぎなのかもしれない。

追記 19/12/30

f:id:hm_htn:20191230151324p:plain
f:id:hm_htn:20191230151329p:plain
f:id:hm_htn:20191230151346p:plain
©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

"エルザからの宿題" ってのも色々思い出すポイントである。

 

 

f:id:hm_htn:20191230154313p:plain

©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

ステージは『裸足のルネサンス』『Summer Tears Diary』『君の Entrance(ラブリークイーン ver)』。

f:id:hm_htn:20191230142131p:plain
f:id:hm_htn:20191230141911p:plain
f:id:hm_htn:20191230141917p:plain
f:id:hm_htn:20191230141923p:plain
©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

『裸足のルネサンス』はレイちゃんの顔がかっこよすぎて、動画を作る時にどこを抽出するべきかでめっちゃ悩んだ記憶のあるステージ。剣を振り回してる所もかっこいいし。

f:id:hm_htn:20191230142203p:plain

©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

『Summer Tears Diary』は『スターズ!』 1 年目のステージだが、真昼ちゃんのオーラの形に関して、これももう一々触れる必要はないだろう。『星のツバサ』で 1 ステージくらい姉妹でやっていれば良かったのにな、と思わなくもない。

f:id:hm_htn:20191230154942p:plain
f:id:hm_htn:20191127010826p:plain
©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

『君の Entrance』は早くも(?) 3 バージョン目。パステルフィンピスケス ver と違ってカメラワークの変更は少なく、全体的に無難な繋ぎ方である。この点で言えば、パステルフィンピスケス ver の方が色々頑張ってる感じというかこだわりのようなものを感じられたので、個人的には今回のは少し残念であった。

f:id:hm_htn:20191230154404p:plain
f:id:hm_htn:20191127010855p:plain
f:id:hm_htn:20191230154358p:plain
f:id:hm_htn:20191127010634p:plain
f:id:hm_htn:20191127010629p:plain
f:id:hm_htn:20191230154956p:plain
f:id:hm_htn:20191230155008p:plain
f:id:hm_htn:20191127010724p:plain
f:id:hm_htn:20191230154948p:plain
©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

既存のエフェクト類や、オーラのリボンの色、アピールの背景なんかは当然のようにマイナーチェンジ。

f:id:hm_htn:20191230155002p:plain

©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

花と宝石がキラキラ舞い散るエフェクトは、わかりやすいエルザイズムを感じられる。
パステルフィンピスケスよりモチーフ元がわかりやすいってのはいいことなのかもしれない。

 

 

 

というわけで、年またぎ前に一区切りの『アイカツオンパレード!』 13 話でした。 

気になる点はやっぱりらきちゃんに対する接し方だろう。NVA の名前を掲げている以上、ああいう言い方(「この船に相応しくない」)は一見すると成長リセットに見えてならない。

アイカツオンパレード! 9 話『乗っちゃお!ビッグウェーブ』感想 - アニメ雑感記

今のらきちゃんは、ツバサっちから「ステージの大切さ」を学び、いちごちゃんから「『アイカツ!』の原点( "何てコトない毎日がかけがえないの" )」を学んだところだ。なのでここに続く教訓として「ラッキーだけじゃなく一歩一歩コツコツやることも大事」というのは、正しくステップを歩んでいると思う。そうなんだけど、じゃあその教訓に伴うようなドラマが本編中に(6 話や 8 話のように)あったかっていうと、それはなかった。

アイカツオンパレード! 10 話『アイカツ!トップガン!』感想 - アニメ雑感記

この描写が(8 話のいちごちゃんの時のような)はちゃめちゃに重い意味を持つ ということはないんだと思う。わからんけど、「アイカツ!ニューワールドフェス」をやってる中で or 終わったあとで また何かしら拾ったりする為、その伏線を張ったのかな っていう印象も受けた。

アイカツオンパレード! 10 話『アイカツ!トップガン!』感想 - アニメ雑感記

ぶっちゃけ気になるところは沢山ある。

f:id:hm_htn:20191203020756p:plain

©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

前回のエルザ様の真意は結局よくわからず。ひょっとしたら単純に、本当にらきちゃんの実力の足りなさに腹が立っただけなのかもしれない。今回のタイミングで何も明かされなかったので、この辺はもう投げっぱなしになると覚悟しなきゃいけないのかもしれない。結構辛い。

追記 19/12/30

f:id:hm_htn:20191230144150p:plain

©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

一方で "変化" を示すような描写が全くないわけじゃない。これが伏線的なものなのか、それとも「尺がないからこれで察してくれ」ってことなのかはわからないけど。ローラやゆめが "ツバサ" を手に入れた時の顔とはどことなく違う印象を受けるので、変わってはいるんだと思う。

f:id:hm_htn:20191209165916p:plain

©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

美月さんから教えてもらった「コツコツやること」は、それ単体じゃ何もなかった。
が、一応 10・11・12 話を観直してみると、

新しい扉を開こう→新しい世界へすっぽーん→新しいアイドル、ドレスがいっぱい→一歩一歩がいっぱい

という解釈をらきちゃんがしていたので(10 話ラスト)、11・12 話のワチャワチャが "新しいドレスに会う = らきちゃんにとってのコツコツ" ていうことだったようだ。それが今回の対エルザに役立ったような気はしないが、"コツコツやること" それ自体は(NVA 内の資料を視たりレイちゃんの講座を受けたり)続けられていたので、一応の意味はあったのかもしれない。(正直この辺の教訓の繋げ方はようわからん。)

f:id:hm_htn:20190614172609p:plain

©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

とりあえず "星座" と "ツバサ" の 2 つのクエストを消化したので、順番的に次は "ジュエル" なドレスを作ったりするんだろうか。でも既に PP・LMT・ひびき の JLR は観た後だから、巻き戻ってこれらのドレスから影響を受けるのは可能性が低い気がするので、となると残りはアリシアわかばだけど、わかばちゃんはパステルフィンとタイプ被りってことを考えると、アリシアさんてことになるんだろうか。

f:id:hm_htn:20191230142812p:plain
f:id:hm_htn:20191230142818p:plain
f:id:hm_htn:20191230142824p:plain
f:id:hm_htn:20191230142829p:plain
f:id:hm_htn:20191230142835p:plain
©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

それとも次回のポップ祭りで何かしらあるのかな?

とりあえず、世界線統合から季節イベントを挟んでのエルザクエスト消化と一段落ついたものの、お話の次の方向がわからない現状なので、何かしら大きな道標みたいなものが次回で示されるといいなぁと思います。

 

 

 

【宣伝】またまた作った『君の Entrance』の比較動画です。