アイカツオンパレード! 10 話『アイカツ!トップガン!』感想

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歴代『神崎美月』大集合!まさしく "『神崎美月』オンパレード!" とでもいうべき 10 話!

いうてぶっちゃけそんなに内容はありませんでした。
前回と合わせて、2 話続けてクリスマスに向けた展開の為の舞台設定という感じでしょうか。
そんなこんなな 10 話の感想です。

 

 

 

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もう一つの軸として存在していた "なんちゃって SF ミステリー" 要素はなおざりになっていたので、そちらをここら辺でぐぐっと推し進める、端的に言えばそんな感じのエピソードだったように思う。

アイカツオンパレード! 9 話『乗っちゃお!ビッグウェーブ』感想 - アニメ雑感記

前書きの通り、エピソードの内容はぶっちゃけ薄い。
歴代の『神崎美月』・或いはそれに伍するキャラクターが集まり、"首脳級会談" をやるというだけである。その中でちょっとだけ 美月-らき の絡みがあり、節目となるイベントが発表されておしまい という感じだ。

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今回のお話の『オンパレード!』全体に於ける役割を考えると、これから 1 クール目終盤の大イベに向けて展開していくので、その為に足場を作っておこうという感じだ。そういう意味では前回のお話も、3 つの世界をまとめて、足場づくりの前の整地をやったようなものと考えられるので、2 話 1 セットという見方もできる。

追記 19/12/09
本当にどうでもいいことですけど、上の左の画像の境界線、『スターズ!』での分割線なんですよね。
コンテ・演出が照雄くんだから?

【参考】各作品に於ける分割線

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そういう視点で考えると、ラスボスオンパレード!をやったのはまぁ正しい判断だと思う。何分内容がうっすいので、テンションやキャラやステージなどで押し流さなきゃいけないからだ。『Take Me Higher』をこのタイミングで切ってきたのも頷ける。

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大雑把も登場直後は「なんで今さら?」と思ったが、そこかららきちゃんのクソ雑潜入につなげていたのはちょっと面白かった。こういうお話で、テンションで雑に押し流していくのは、個人的には嫌いじゃない。

そもそもエルザにいちごにみくるに美月にと、積み込んだ要素が多すぎ & 強すぎて、NVA 勢が動き回る余白が全くといっていいほどなかったし。

アイカツオンパレード! 9 話『乗っちゃお!ビッグウェーブ』感想 - アニメ雑感記
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しかし、その弊害としてあったのが、前回以上の "キャラの渋滞" だ。そらそうだって感じだけど。美月さんを始めとして、ひめ、エルザ、LMT、アイビリーブと出してきたんじゃ、余程手際よく捌かない限りは全員に見せ場なんて無理だろう。ましてや今回はドラマがなく、イベント発表だけが目的のお話なだけに尚更だ。

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各キャラクター別に見てみると、LMT は進行役・エルザが妙にハイテンションでひめちゃんがその保護者・美月さんは個別の役割あり ていう感じで、案の定というか、アイビリーブの存在感が一番薄かった印象だ。ひびきさんは指パッチンエクセレントマシーンだったし、アリシアさんに至っては何やってたか思い出せない。

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LMT が進行役を務めていたのは、まぁさもありなんと言う感じ。一番時系列が新しいし、なんだかんだ言って『オンパレード!』のベースは『フレンズ!』世界であるので、無難ではある。事ここに至ってまで美月さんやひめ先輩におんぶに抱っこするわけにはいかないし、エルザは自由に動かしてたほうが面白いし。

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そう、"物語上の役割" という枷の外れたエルザ様は、自由に動いてるだけで面白いのだ。周りに強キャラしかいない為か、妙にテンション高かった。その横で保護者面してるひめ先輩含めて、とてもかわいかったです。

追記 19/12/09

次回のラスボスたちの集いで再びエルザも出てくるみたいなので、何かしら補足入らないかなぁ、と期待してはいる。

アイカツオンパレード! 9 話『乗っちゃお!ビッグウェーブ』感想 - アニメ雑感記

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前回のフォローや補足があった、というわけではないが、エルザ様がらきちゃんにリアクションを取ってくれたのは最低限中の最低限って感じなので、悪くなかった。

 

各世代の『神崎美月』が揃った今回だが、なんというか "舞台裏を観る" ような楽しさもあった。
というのも、今回登場したメンバーはそれぞれの作品に戻ってしまえば、フィクサーというか狂言回しのような立ち回りを大なり小なり求められる事が多い、という事情がある。そんな連中が集まっていて、大きなイベントを企画しようとしてるわけだから、絵面だけで特別感が出てくるのが強かった。

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いやまぁ、アイドルたちが主役となってる "裏側" が描かれるのは別にそんな珍しくない(いちごまつり・『星のツバサ』のクリスマス・『フレンズ!』 36 話)んだけども、やっぱ(繰り返しになるけど)メンツが強い。

 

そんでもって皆様待ちかねの、『神崎美月』である。 

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と勿体ぶってみたものの、ぶっちゃけそんな内容があったわけではないと思う。
東屋に、月とスッポンに、階段空間に、振り向きざまオーラに と "文脈" の雨霰ではあったんだけど。

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今のらきちゃんは、ツバサっちから「ステージの大切さ」を学び、いちごちゃんから「『アイカツ!』の原点( "何てコトない毎日がかけがえないの" )」を学んだところだ。なのでここに続く教訓として「ラッキーだけじゃなく一歩一歩コツコツやることも大事」というのは、正しくステップを歩んでいると思う。そうなんだけど、じゃあその教訓に伴うようなドラマが本編中に(6 話や 8 話のように)あったかっていうと、それはなかった。上述のように、今回のお話はただ只管に各世代のラスボス勢がわちゃわちゃやってただけで、らきちゃんが殊更新しいことをやったわけでもなければ、美月さんが "コツコツ" やってるのを見せてあげたわけでもない。

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ていうか寧ろ、らきちゃんは言われる前から既に "コツコツ" やってる感じさえある。というのも、らきちゃんはステージ後に必ずといっていいほどの頻度で「ドレス凄い bot」になるわけだが、それは 9 話で天羽先生から言われた「色んなドレスに影響を受けなさい」というアドバイスを実行しているということでもある(勿論、らきちゃん自身に元来からそういう方向性の努力を努力と思わない節はある。9 話以前からやってることなので)。ってことを考えると、まぁ今改めて言われんでも既にやってるよ、と思わんでもないわけだ。まぁ前後のシーンとの繋がりを考えても、或いは上述したように今回の本編中にそれを補強するようなドラマがなかったことなどを考えても、この描写が(8 話のいちごちゃんの時のような)はちゃめちゃに重い意味を持つ ということはないんだと思う。わからんけど、「アイカツ!ニューワールドフェス」をやってる中で or 終わったあとで また何かしら拾ったりする為、その伏線を張ったのかな っていう印象も受けた。

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フィクサー狂言回しの話に戻すと、裏でらきちゃんを招き入れていたり、個別の絡みがあったりした美月さんは、どことなく一人だけ特別感が出ていた。ていうか「フェス」という企画の発案をしたり、『Take Me Higher』を選曲したり、となんだかんだ一番動いていた。まぁ、前回が満を持しての登場だったにもかかわらず、ほとんど役割なく終わってしまったことを考えると、今回の優遇はそらそうという感じではあるか。

 

本筋と関係ないことを少し。
まずはリリエンヌを始めとする、本編未登場の過去作勢が(ダイジェストとはいえ)画面上に登場。

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怒涛のハルカ☆ルカに笑ってしまいました。ペース配分を考えろやと言いたくなった。
今までに『スターズ!』回が何話あったと思ってるんだ。

今回の首脳級会談に登場したメンバーは先述の通りだが、それぞれの作品内でなら、同格として描かれてきたキャラクターはまだまだ沢山いたわけで。いちご・かえで・みくる・ゆめ・PP 辺りがそれに当てはまるわけだが、その辺のアイドルたちはラスボスパーティには登場せず。勿論そういうお話ではないからっていうだけなんだけど、逆にアイビリーブは入ってる辺り、公式の線引きが見て取れる感じがある。正直な話、この殿上人達に囲まれた一般人代表夏樹みくるさんという絵を見てみたかった、という気持ちはあるけど。

追記 19/12/09

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PP は今回は完全に名前ありモブと化してた。今回はらきちゃんと共に行動してたわけじゃないので当然なんだけども。寧ろ、一緒にいなければ当然のものとして受け入れられる分、いいのかもしれない。

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子どもたちと触れ合う時の姿勢、話し合い中の飲み物、舞台上での立ち姿。
キャラの差異が目に見えるのは大好きです。

 

 

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ステージは LMT のソロステ『Nice な to meet you !』『強く優しく美しく』の 2 つに
"長髪セクシー系ラスボス" 3 人による『Take Me Higher』というラインナップ。

ミライさんは早くも持ち歌 2 曲目を消化。カレンさんは一応『愛で溢れている』が残ってるけど、特殊ステージなし・着てるのは古いドレス・新しい方を先にやってしまった と考えると、もうなさそうだろうか?流石にコラボで新規を持ってくるてことはないと思うけど。

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あとは 2 人に共通する話として、 フレンズ曲は 2 曲とも残っている。個人的に好きなのは『プライド(41・49 話 ver)』なんだけど、一番可能性高いのは JLR ver だよなぁ。1 話の PP の例もあるように、『フレンズ!』は他作品と違い新規が来る可能性が少しだけあるので、そういう望みもあるにはあるが(流石にないやろ)。

 

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『STARDOM !』でゆめちゃんの新ステージがあったことなんかも考えると、過去作勢で新規モデルが用意されてるのは主人公勢だけかな? となると新規ステージが望めそうな組み合わせは『フレンズ!』勢 + 主人公勢という感じだろうか。逆に現状では ユリカ × RM とか、レイ × アリシア とか、美月 × エルザ × ひびき とかそういう組み合わせのステージは厳しそう(お話上で絡むことはあるかもしれないが)。

アイカツオンパレード! 5 話『ラッキー☆ハロウィン』感想 - アニメ雑感記

そんで!まさかまさかの『フレンズ!』勢 + 主人公勢以外の新規ステージである。しかも "美月 × エルザ × ひびき" という組み合わせをピンポイントで逆予想してしまった。まぁ、DCD の方のプロモが公開された時点で「おや?」とは思ってはいたけど。

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『ジュエル』のキャラクターであるひびきさんの新規ステージがあるのは、何も不思議なことではない。美月さんは最も古い世代だけども、"あの" 『神崎美月』であることを考えれば、正直新規モデル & 新規ステージもワンチャンあるのでは?と思っていた。なのでやっぱりビックリだったのは、エルザ様の新規モデル & 新規ステージがあったことだ。
『星のツバサ』のキャラクターまで新規があったとなると、コラボの組み合わせはぐーんと広がってくる。予想は外してしまったけど、これは普通に喜ぶべきことで、コラボステージに対する楽しみが一気に増えた。

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肝心のステージ内容についてなんだけど、演出とか曲とかより何よりも、「金星のツバサの位置、遠すぎね?」ということだった。恐らく浮いている位置が太陽のドレスの時と同じ(くらいの)位置なのが原因だと思う。多分干渉しないことを優先させているのだと思うんだけど。太陽のドレスはロングドレスで、エルザ自身のヘアスタイルと相まって全体的にボリュームがあったので、ツバサを離していても違和感なくまとまって見えていたんだと思う。しかし、今回は普通のドレスである上に激しいユニットダンスをしながらなので、余計に浮いてる位置が目立ってしまったんだと推察した。この点に関してはちょっと『スターズ!』等での過去ステージの記憶が曖昧なので、後で追記しておく。

追記 19/12/10
ということで調べてみました。
当然ながらツバサパーツの生えてるステージ全部調べるなんてことは時間的に無理だったので、今回関係ありそうな & 個人的に気になった ステージをいくつかピックアップして比較します。これだけで一記事書けそうだけど、できるだけ端的に端折って。

 

最初に書いておくと、"ツバサ" 系パーツの生える場所は肩甲骨辺りが基本になってます。
ただしいくつかのドレス・ステージでは肩付近から生えているものもあるという感じ。

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まずはエルザ自身のステージから。
『Forever Dream』と『The only sun light』のステージに於ける、ブルーミングクイーン(各左側)とエターナルクイーン(各右側)の違い。エターナルクイーンの方が遠い位置にツバサがあることがわかる。


じゃあ、普通の SPR か太陽 / 月によって、肩甲骨か肩かの違いがあるのかっていうとそうじゃない。

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ゆめちゃんのレインボーエトワールとエターナルレインボーを並べてみた。
するとエルザの時と違ってツバサの位置はほぼ変わらないことが確認できる。太陽のドレスであっても、ゆめちゃんのようにツバサが干渉しにくい髪型であれば、従来通り肩甲骨から生えるのかもしれない。

 

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ってことで残る太陽 / 月のドレス最後の一着である、エターナルプリンセスとの比較。
ツバサの付け根に注目して視ると、エターナルプリンセスの方は大分離れている。
ひめちゃんの髪型はロングで、エルザ同様ツバサと干渉しやすいからこうなってるのかもしれない。

 

じゃあってんで、同じく干渉しやすそうな髪型で、更に新規ステージのあるいちごちゃんはどうか。

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『オンパレード!』 7 話にあった、いちご with ブレスオーロラコーデによる『アコガレカスタマイズ☆』のソロステージの画像である。観てもらってわかるように、肩甲骨付近から生えたツバサが思っくそ髪に干渉している。ていうか貫通している。クリアパーツだからええやろ、の精神なんだろうか。

 

とここまではある程度予想してた通りだったんだが、ここで予想外のステージが。

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『アコガレカスタマイズ☆』の 7 話と 9 話の比較である。らきちゃんが映り込んでいる右側が 9 話。
このように、同じドレスであるにもかかわらず 9 話のツバサの位置は変わっていた(肩甲骨→肩)。
なんでこうしたのかはわからない。7 話は急ピッチで作り上げて貫通してるのも味として残しておいたのか。それとも貫通するのが元々の仕様で、らきちゃんと一緒というイレギュラーな状況で、らきちゃんに合わせるために非貫通仕様に変えたのか(髪型的に当然だけどらきちゃんは貫通していない)。ブレスオーロラの新規ステージが来たらまた色々考えられるんだけど。

 

よく考えてみたら 9 話でも今回と同じく遠くなってたはずなのに、違和感はなかったんだよな。これはいちごちゃんとエルザ様の毛量の違いからくるものなのか、2 ステージの振り付け・カメラワークからくるものなのか。私個人の感覚なので、映像から客観的に分析ってのはしにくいんだけど、まぁその辺の理由が複合した感じだと思う。

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Take Me Higher』自体の話に戻すと、絶望ステップがどえらいかっこよかった。ダンスのことは素人なので完全に個人的な印象の話になってしまうんだけど、『Take Me Higher』のそれは結構奇抜な動きがあって、ビシッと決めないと上滑りしてしまう危険性がある振り付けだと思ってる。逆説的に、そこが決まっていれば踊り手がめちゃくちゃかっこよく見えるというか。だから、キャスティング的にも選曲的にも最高の組み合わせだったかな、という感じだ。

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ただサビに入って JLR の発光が発動したところは正直ちょっと笑ってしまった。アイビリーブのステージなら、2 人共光ってるのでそこまで違和感なかったが、3 人中 1 人だけ光ってるとスゲー蛍光灯感が強かった。もうちょい光量抑えても良かったんじゃないかなって思うけど、そういう調整はできないのだろうか。

追記 19/12/09
ステージに関係するどうでもいいことを 2 つ。

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美月さんの三日月型オーラは『フレンズ!』のミラクルオーラ同様、位置が固定されているタイプだった。エルザのツバサが背中に追従しているのと比較すると、その違いがわかりやすい。らきちゃん・いちごちゃんのツバサパーツのことを踏まえると、ツバサ型かミラクルオーラ型かで分けてる感じだろうか。

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これはもう本当に完全に 100% 個人的な感覚なんだけど、他 2 人に比べて美月さんのステージ前の決め台詞が上滑りしてた感じがあった。まぁ他の 2 人と違って、あんましテンプレの決め台詞いうようなキャラクターではなかったしな。

 

 

というわけで 10 話の感想でした。

お話の内容的にはスカスカでしたが、ラスボスオンパレード!を観られたのはよかったかな。
次回以降はどうなるだろうか。暫くはお祭り要素を押して、2-5 話的な内容のコラボ要素を強めたお話って感じだろうか。そんでもってフェス終盤(= クリスマス回?)にらきちゃんの成長要素をやるイメージ?まぁよくわかりませんが、楽しみにしています。

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ていうかまた次回予告が情報過多なんですよね。
セイラちゃんに、ローラに、ノエルちゃんに、涼川さんに、『Future jewel』っぽい組み合わせに。
あかり-ゆめ の再会は普通に楽しみなんですが……

 

 

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"桜庭ローラ" は『スターズ!』ファンにとっては特大の感情爆弾なのだ。ある意味、"虹野ゆめ" 以上に感情を動かしうる存在なのだ。なので、"世界線移動のチュートリアル" であったある種 "軽い話数" である 2-3 話で、桜庭ローラという切り札を切って欲しくなかった。みおちゃんと絡んでる時のゆめちゃん辺りに、仄めかしセリフを吐かせるのはありだったかもしれないが、少なくとも画面に出す時ではないと思っていた。だからこそ、ローラ再登場のエピソードはとても重要になってくると思う。大切にやって欲しいなぁ、と思う。

アイカツオンパレード! 4 話『感じちゃお!アツい風』感想 - アニメ雑感記

いやぁ、心配です。まぁ再登場回自体じゃなくても最悪その後でも質のいい個別エピ挟んでくれれば満足ではあるんですが、どうなるかなぁ。「楽しかったけどローラを帰国させる意味はあったのか」という感想を、年末に抱かないような展開を希望しています。