Web アニメ アイカツオンパレード! 4 話『開幕!ドリームスクールグランプリ 後編』感想

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©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

サブタイのまんま、ドリームスクールグランプリの後編!

各校がバチバチに火花を散らす!…………という展開にはならず。
まぁ、実質校内予選でしかないから仕方ないね。

 

 

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©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

色んな子達が画面を賑わせてくれるのは良いことだと思う。
……が、一方でそれを手放しに喜べない感じもあり。

なかなかどうして、(またもや)感想を書くのに困る回でした。
やっぱり地上波と同じテンションで観るべきではないんだろうなぁ、ていうのは感じてます。

 

ていうか間が空くと普通に内容忘れそうになる。Youtube でいつでも観られるとはいえ。

 

 

 

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©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

お話の流れは至ってシンプル。
DA 以外の各校(≒ 各世代)の楽屋が描かれ、そのままステージへ。ていうのを世代分繰り返し、
最後の方にちょろっとあかりちゃんやらいちごちゃんやらが喋って、次のステージへ、という感じ。

 

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©BNP/BANDAI, DENTSU, TV TOKYO

前書きの通り、次々と色んなアイドル達が出てくるのは、それはそれで良いことだと思う。3DCG ステージが省略されることなんざわかりきってたことなので、画面に出てきてくれただけでもありがたい気持ちがある。あとは単純に、各校のプレミアムスクールドレスが可愛カッコよかった。

閑話 その 1

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こうしてみると、当然ながら『フレンズ!』組が一番キャラデザに合っていて自然に描けてる気がする。
残り 2 作勢に違和感があるから ってのも勿論あるんだけど。

閑話 その 2

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この辺の細かな描写はとても良かったと思います。
レイちゃんの改心は『星のツバサ』の 97 話以前でやるべきだったという思いは今もありますが。
(訂正)エルザ

 

 

一方で感じたのが、今まで以上の尺不足だ。

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ってことで大切になってくるのは、やはりどれだけしっかりと『音城ノエルの物語』を描くことが出来るか という点だ(らきちゃんの前例を考えれば記憶なくなるかもしれないけど)。

Web アニメ アイカツオンパレード! 1 話『ノエルドリーム 前編』感想 - アニメ雑感記

今回のお話では、ノエルちゃんはほとんど何もしていない。
まぁ前回でやりきったわけだし、普通に考えて他校勢がやってる間は何もすることがないし。らきちゃんのように他校勢とも面識があれば別だろうが、当然ながら SL 勢以外とはろくに絡みがない。あいねちゃんの様なコミュ力も当然ながらない。となれば、そりゃどうやったってお話に絡ませるのは難しいわけだ。

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こんな時に役立つのが、同じ末っ子ポジションで『オンパレード!』本編の主人公であるらきちゃん or ノエルちゃんの鏡役ともいえるあかりちゃんである。なんだけど、らきちゃんは今回ただの SH 生として動くため、オンパレ本編の様に狂言回しとしてあっちこっち行くことが出来ない。ということで、スポットを当てるべきなのが対ノエル用にそこそこ太い文脈を持つあかりちゃんだ。

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なんだけども、肝心のあかり周辺の描写も微妙な感じ。いちごちゃんがなんかそれっぽいエモいセリフを言ってくれてるが、前フリがなさすぎてイマイチ感情を載せきれない。というか前フリを全て過去作の文脈・描写に依存してる感じだ。いちごちゃんと話をする前に、あかりちゃん特有の描写を何かワンクッション入っていれば違っていたと思うんだけど、こういう時に牙を剥くのが尺の足りなさである。

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恐らく制作側もこの点を薄々(或いははっきりと)認識していて、SH 勢の出番が終わった後にインサートされたあかりちゃんのダンスショットなんかは、その現れである気がする。TV 尺同様に、もう 10 分ほどあれば、色々使えただろうになぁ、と思ってしまう。

 

 

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皆でわちゃわちゃやるっていう点では悪くない回だったと思います。
また、こういう形式で作品を進めていく以上は、必要不可欠なお話だったとも思います。
それでもやっぱり、どうしても『音城ノエルの物語』を期待してしまうわけで。
その立場からするとかなり物足りないと感じてしまうのも事実でした。

ステージ後にセイラとどんな会話をしたのか、ていうのもわからずじまいだったし。

 

そして次回の配信日は 7/11 …………。長いですねー。
あらすじ観る限りだと、あかり→ノエルの描写が多そうなので楽しみです。
そこが良い描写出来ていれば、今回のお話にも意味が出てくるはず……?