ひぐらしのなく頃に業 綿騙し編 其の壱 雑感

またまたのんびりしてたら綿騙しの其の弐が目前にせまるというね。
考察やら予想やらを後出しでやるのは流石にダサいので出来るだけ先に出しておいて、
潔く恥をかきたいのですが。

 

ということで綿騙し編 其の壱段階での雑感です。

 

 

 

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©2020竜騎士07ひぐらしのなく頃に製作委員会

いうて其の壱時点だとそこまで大きな事は起きず、惨劇前の日常パートを丁寧に描いている印象。
ゲーム大会とかカレー大会とか、旧作でカットされた原作要素も拾ってる感じ。

綿流し・目明しの場合、惨劇の謎を解き明かす上で双子のトリックがとても重要で、この日常パートはそのチュートリアルみたいな感じだったんだけど、其の壱を見る限りでは綿騙しでもどうやら同じみたいである。

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©2020竜騎士07ひぐらしのなく頃に製作委員会

綿流し編序盤で話題に上がるのは以下の 4 シーン。
「詩音」の服を来たり名乗ったりしているが、どこまでが魅音でどこからが詩音か、という点。
・13 日のエンジェルモートでの夕食
・14 日に圭一へ弁当を届けにくる所
・15 日に興宮で不良から圭一を助ける所
・15 日に電話で圭一をデザートフェスタに誘う所
各メディアによって色々分かれるものの、基本的には弁当までの「詩音」は魅音が名乗ってるだけであり、
電話以降の「詩音」は詩音本人である可能性が高い(はず……)。
不良イベントだけが色々混ざるポイント。原作と漫画が魅音で、旧アニメは詩音だった気がする。

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©2020竜騎士07ひぐらしのなく頃に製作委員会

ちなみに「エンジェルモートの制服だと入れ墨が見えるはずなのにそれがないから最初の「詩音」も詩音本人」という説がよく言われるが、ぶっちゃけここは全てのメディアでスルーされてるので考えるの無駄じゃねえかなって気がしている(最初の「詩音」が魅音と確定してる媒体でも入れ墨はスルーしている)。

 

詩音 or 魅音不在説
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今の所ネット上で一番熱い仮説。だけど個人的にはないんじゃないかなぁ、と思ってます。OP・ED に普通に 2 人映ってるし、公式サイトの登場人物にもいるし(流石にそこまでフェイクを噛ますとは思えない)。

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ED クレジットに「園崎詩音」が書かれてないというのが根拠として挙げられてるようだけど、まだ 2 人の遭遇シーンがないことや、或いは『業』の不良イベントの「詩音」は魅音だった、というだけな気がする(先述の通りエンジェルモートと弁当の「詩音」は高確率で魅音な為)。その場合、詩音本人は本当に画面に映ってないことになるので、別にキャスト欄に名前がなくても不思議ではない。

 

魅音詩音入れ替わり説

・「魅音」は実は詩音説

先の仮説から派生して、鬼騙しに於ける「魅音」が実は全て詩音であったという仮説。 この説は更に、綿流し・目明かし編の様に現魅音と現詩音が入れ替わってるという説と、そもそも幼少期の入れ替わりがなかった(真魅音が「魅音」のまま暮らせてる)という説に分けられる。

ひぐらしのなく頃に業 鬼騙し編 雑感 - アニメ雑感記

鬼騙し編に続き、姉妹の幼少期の入れ替わりがないという仮説。賽殺し編の状況に近い(というかまんま)。
この場合、「魅音」は空気を読めるし、他の世界での魅音に比べて少し厳し目で、悟史に恋心を抱き、沙都子を託されている。そして何より「魅音」が発症するという可能性が生まれてくる。結構面白そうである。
……と、ここまで書いて気付いたけど、賽殺し編と同じ状況なら部活は存在しないはずなんだよな。なので、この説も結構弱くなる。
(梨花が新たにループをしてることから考えて、制作側が賽殺し編の存在を忘れているという可能性は否定できない。が、その推測は余りにも悲しいのでないと信じたい。)

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一応、根拠として挙げられてるシーンは魅音と沙都子がティータイムを取る所(沙都子と仲が良い = 従来の詩音 という推測)。原作漫画旧作共にこういう描写はなかったはずなので、確かに『業』の追加要素ではある。

 

人形で綿流し・目明しルートを回避できたか否か

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メタ読みでいけば、鬼騙しで無理だったんだから今回も無理と考えるのが自然。幸い(?)、今回のキーパーソンである園崎詩音さんは導火線が豊富な方なので、色んな方向から爆発させることは可能(魅音の相談、魅音の惚気け、圭一が悟史について探る、圭一が悟史と同じような行動を取る、鉄平の沙都子虐待 etc)。
ただ、人形イベントは上手く乗り切ったのでレナからのお小言は受けなくて済む。この辺が影響してくるか?

 

レナのセリフ・レナの怪しさ

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弁当返却後、レナと圭一の会話が結構示唆的なのではないか、というお話。
見た目と中身の話は、綿流し編でも幾度となくされてきた。よってこの会話自体は特別不思議だとは個人的には思わない。

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それ以上に気になるのは「じゃあレナもってことか?」と圭一が返す所。魚眼レナとその後の圭一のカットは "注目しろ" と言わんばかりの演出なので何かありそうと考えてしまう。ただ圭一の方は単に「魅音」と「詩音」について考えてるだけにも思うんだよなぁ……。

 

 

まぁ、当然っちゃ当然ですけど、この段階だとろくに考察することも出来ないですね。

とりあえず其の弐までに間に合ってよかったぁ……。