ひぐらしのなく頃に業 郷壊し編 其の六 雑感

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©2020竜騎士07ひぐらしのなく頃に製作委員会


沙都子ワシ編、開幕!な『ひぐらし業』郷壊し編。

沙都子の動機付けにイチャモンを付け続けていますが、答え合わせ自体は面白いです。
今回は鉄平(や大石)を通じて、フラッシュバック等に対する答え(現時点ではヒント?)なんかが描かれたり。

 

 

 

エウア
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気になるあの子、フェザリーヌ(仮)の名前が「エウア」と判明。
判明というか、沙都子が命名したという流れ。 

とはいえ、ここまで匂わせておいて全く無関係の新キャラとも思えないので、名前が違うだけだったり、或いは本物を知る誰かが模しているだけだったりするんだろう。

ひぐらしのなく頃に業 郷壊し編 其の四 雑感 - アニメ雑感記

現状は "名前が違う" で FA っぽい。というかもっというと「フェザリーヌ」という名前が『うみねこ』世界専用なのかもしれない。まぁぶっちゃけこいつの名前について考察を深めたところで、『業』のメインストーリーへの理解度にプラスになるとは思えないんだけど。

ところで「エウア」はやっぱ「フェザリーヌ・アウグストゥス・アウローラ」から来てたりするんだろうか。「エ」「ウ」「ア」全部拾えるし、何となく語感もそれっぽい。逆に「羽入」や「ハィ=リューン・イェアソムール・ジェダ」にはかすってもいない感じ。

 

ループによる蓄積
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旧作で梨花が頼りにしていた「奇跡」、そして『業』に於ける「フラッシュバック」の仕組み(らしきもの)がさらっと公開。ループごとの蓄積がわずかにだが存在し、それがカケラによっては発現する的な流れ。ループ者の親族は特に強く影響を受ける的なことも言ってたけど、古手・北条の残り親族は悟史と鉄平だけであり、悟史は寝たきり・鉄平はもう話に参加している ということを考えると、後は悟史が起きるまで放置してていい設定な気がする。というかそもそも旧作時点で圭一レナ辺りは記憶に目覚めていた = 蓄積は十分 てことだし。現状でわからないことと言えば、フラッシュバックが結局どっちに働くのかということだ。今回の鉄平や鬼騙し圭一、或いは旧作での圭一レナ等を見ていると、別のカケラの記憶は改心の方に使われる印象の方が強い。ただし、そこは人一倍疑い深い雛見沢の人達、口先次第で逆に不安を煽ることにも使えそうである。 

立場の違いそうな沙都子が他 3 人を上手く唆すことが出来るのか、という疑問も生じる為、やはり沙都子の上にもう一人(以上)黒幕がいそうだなぁ、と感じる。圭一みたく口先に長けてるならともかく。

ひぐらしのなく頃に業 猫騙し編 其の参 雑感 - アニメ雑感記

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今まで、沙都子が言葉を武器に策を練るというのには違和感を抱いていた。やはりそういうのは圭一や梨花の専売特許の印象が強いからだ。しかし郷壊しに入って以降、"無限の時間で入念な下準備" "梨花と同じ 100 年を経験済み" という描写が追加されたということを踏まえると、"記憶" とやり直しを最大限利用することで、言葉を武器に立ち回れたとしても不思議では無い気がする。

 

神経衰弱ループ

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正直、本筋とは全く関係なさそうなんだけど、どうしても気になったのが神経衰弱のシーン。指パッチンの度に巻き戻りが起きているというのはわかるんだけど、具体的にどういう理屈でそうなっていたのか。

可能性としてあるのは以下の 2 つ。

1. カードを外す度に(梨花も巻き込んで)自殺してループしていた。
2. 死ぬこと以外にもループ出来る能力を得た。

で、2 の場合はそれが一時的なものだったのか or 常時習得したものなのかに更に分けられる。

更に付け加えるなら、スタート地点の問題もある。今までのカケラ渡りの常識では、毎回毎回同じルートに乗れるわけではなかったが、今回の沙都子は綿流し派生ルートに連続で着地していた。これが沙都子自身の新たな力なのか、それともエウアに頼み込んだ結果なのか。沙都子の力の場合、何か超常的なものなのか、それとも地道に乱数調整に励んだ結果なのか。そもそもループ開始地点がゲーム大会に誘われる前なのか、おもちゃ屋到着時なのか、神経衰弱が始まる直前なのか、神経衰弱をやってる最中なのか etc... というのも気になる。仮にこの辺を(完全にじゃなくとも)ある程度自由に沙都子がコントロールできるのであれば、そら梨花じゃ相手にならんよな、とは思う。ただ前回の説明の感じだと、あくまで "梨花が渡った先のカケラに沙都子もついていくことが可能" みたいな印象を受けたので、あれだけ同じシチュエーションを繰り返せたっていうのにはやはり不信感が残ってしまう。やっぱりエウアの差し金なんだろうか。

 

 

 

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ということで郷壊し編 其の六についてでした。

他にも、例えば "奇跡" と "絶対" についてのプレイスタイルの違いを沙都子が語ったり、というのもあった。
正直、今の沙都子をラムダに近付けて欲しくない気持ちに変わりはないんだけど、
なんかもう既定路線ぽいのがなぁ……。

 

まだまだ解答が明かされてない部分はあるので、そこの答え合わせを楽しみにしたいです。