アイカツフレンズ！ 37 話『メリーフレンズクリスマス』感想
以下 kirakiratter に投稿したもののコピペ。
やって来ました、クリスマス回。今までの各シリーズにおけるクリスマス回とはちょっと違う味付け。
冒頭でいきなり DFC 組み合わせ発表。年明けから本格的に一年目を畳みにいくという合図。そのまま特訓パート突入！と思いきや、『フレンズプレゼント交換』なるいかにもなイベント(習慣)登場。
この構成は面白いなぁ、と思った。
今までのクリスマス回はほとんどお仕事絡みだったわけで、(前日とはいえ)オフでのパーティをメインに持ってきたのは今までにない形で新鮮。
アイカツ！12・114 話も学園内パーティの準備だったけど、伐採メインで動きの大きかったそれらの話と違って、今回のは各フレンズのプレゼント(選び)に注目して、動きの小さなクリスマス回。でもそれが落ち着いた雰囲気で各フレンズを描写できてて、なんかいい感じ。あと全寮制じゃないので家で少人数でのパーティってのも、今までとの比較で新鮮。
アイドルである以上クリスマスイベント・ライブとは離れられないわけだけど、あえてそこをメインに据えなかったのは「こういうのもあったか！」と新鮮(何度も言う)。
『フレンズ！』は個人の掘り下げも、各フレンズ毎の掘り下げも、フレンズ間の交流も描かないといけなくて結構大変そうなんだけど、こういう季節イベントを使ってまとめておさらいするのは、一年間のシリーズ全体で見ても上手いなぁ。逆にこういう時に変に動かすと一定のキャラがどうしても目立っちゃうので、こういう落ち着いた話にしたのも納得。カラオケ大会乱入とか面白そうな素材だけど、あれを触っちゃうとあいねメインになるので、サラッと流したんだろうなぁ。
しかし話の中身はかなり火力高めなのも面白い。チョコ掛けポテチみたいな HC、双子力を見せつけた RM、トモダチカラ全開のあいねにアイネチカラ全力のみお。それで残弾がなくなったかと思いきや、最後の最後にキツイ一発をぶっ放してくる LMT。リボン伏線あったぽいし、回収の仕方凄いな。
あとラストショットに、『フレンズ！』では印象的なあの鐘のライトアップを映してたのも気になる。
ダイジェストでさらっと色んなキャラを映していくのはいつものことだけど、今年はそれぞれ色んな場所で、色んな祝い方をしてるのが、世界が広がっていく感じして大好き。
こういう話ならそら斧や伐採は入れられないわなぁ、と納得。納得できる理由がちゃんと揃ってるのが凄い。
『We wish 〜』は『スターズ！』と同じ振り付けでしたね。みおちゃんの所でローラを思い出して少し涙。
(『スターズ！』でもなかったから可能性低いだろうが『はろー！』みたなオリジナル曲作ってもええんやで)
33 話までにクライマックスへの役者が揃い、34 話であいねちゃんの成長・35 でRM と PPHC との距離が更に縮めて・36 でみおちゃんの今の実力を遺憾なく見せつけてて、今回の各フレンズのしっとり描写。そして来週ココちゃんの爆弾を投げると。
こうしてみると第 3→4 クールへの橋渡しは凄い構成しっかりしてるなぁ。
第 3 クールラストをどう締めるのか、来週も凄く楽しみです。
