ひぐらしのなく頃に業 猫騙し編 其の壱 雑感

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©2020竜騎士07ひぐらしのなく頃に製作委員会

年も新たに、堂々 2 クール目に突入した『ひぐらし業』。
その記念すべき(?) 1 話が放送されたわけですが、状況整理と答え合わせの回という感じでした。
作品全体としては結構重要なお話だと思うんですが、
明かされたカードが如何せんそこまで衝撃度の高い物ではなかった為、個人的にはやや印象の薄い回に。
ということで、感想もさらっと済ませます。

 

『プラネット!』の感想も書かないといけないしね。

 

 

 

大きな流れは 祟騙し 6/19 → カケラ世界 → 猫騙し 6/12。

 

祟騙し 6/19

いきなり前回ループの別描写から始まるという、今までにない展開。 

そんでもって、その事を説明するレナのセリフも、なんだか不明瞭である。「いってきて」の意味もよくわからないし(「言」なのか「行」なのかもしくは他の意味か)、「拳銃で」じゃなく「拳銃を」な所も少しだけ引っかかる。山狗(のような連中)と銃撃戦になったとかだろうか。

ひぐらしのなく頃に業 祟騙し編 其の伍 雑感 - アニメ雑感記
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北条家での事件はともかく、境内での惨劇は大石によるものだというのが判明。
それ以外にも、

・大石が血のついたバットを持ってきた → 北条家帰り?
梨花が全ての元凶だと吹き込まれている → ルール Z の書き換え?
・大石の発症 → 旧作準拠だと急過ぎる?発症に関しても新しいルール?

この辺が割と有力な仮説っぽい。

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これまでの流れを踏まえると色々吹き込んでるのは沙都子っぽく思えてくるわけだが、その沙都子まで死んでるというのが事態をややこしくしてる感じがある。とはいえ祟騙しの大石も綿騙しの「魅音」も直接沙都子を殺してる姿が描写されていない という点を考えれば、まだまだミスリードの可能性も十分にある。その場合、最も沙都子を殺していそうなのはやっぱり山狗等であろうか。

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新しいルール Z に関しては、今回でかなり確度が高まったように思う。即ち、疑いの先が園崎家ではなく古手家に向いているということだ。この辺は綿騙し「魅音」の梯子ガタガタのシーンとも符合する。まぁ旧作の "園崎ブラフ" の様に古手家がそれを積極的に利用してるというわけではないだろうが(祟騙しの描写を観ても園崎家が旧作同様の力を持ってることは明らかなので)、少なくとも惨劇のトリガーとなる人物は、何らかの過程を経て梨花ちゃんを疑う様になるものと思われる。

 

カケラ世界
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久々のメタ情報開示。『お茶会』みたいに頻繁に描かれないので貴重である。
が、ここでまさかの羽入ログアウト。代わりに梨花ちゃんが記憶保持能力を習得。
旧作で苦戦した最大の理由である為これは大きな進歩、と同時に梨花のメンタルがボロボロに。
後はさらっと旧作から 5 年経ってることが明かされる。つまりは昭和 63 年。半年もすれば平成である。

 

猫騙し 6/12

そんでもって無事(?)記憶を保持したまま、猫騙しのループに突入。

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鬼狩柳桜が設定上存在すること
・『業』の昭和 58 年 6 月 12 日時点では御神体から柳桜がなくなってること
・柳桜の破片だけは残ってること
・柳桜を使えばループせず死ねること(リザイン)

この辺の情報が判明。大体ネット上で考察されてた通りである。
破片が残ってるってのはなんだか変な話である。盗んだんだとしたら、よっぽど急いでいたんだろうか?
柳桜を盗む → ループから抜け出せない → ベルンと永遠に遊べる ということで、やっぱり真っ先に思い浮かべてしまうのは、ラムダ関係者である。それが鷹野なのか沙都子なのかはわからないけど。

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そしてメンタルボロボロ梨花ちゃんは、残機をあと 5 回に設定。羽入不在はよっぽど応えるらしい……。
逆に言えばまだ絶望出来る心を持っている = 魔女化はしていない ということでもある。
ゲロカスだったら奇跡が起きるまでとにかくガチャ回してるはずだし。

 

 

 

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ということで、さらっとですが猫騙し其の壱の内容でした。 

名前から想像されるのは当然ながら、旧作『猫殺し編』。
猫殺しベースだとそんなに何話もやるような内容はなさそうですが、其の壱とついてるのが気になる所。

ひぐらしのなく頃に業 祟騙し編 其の伍 雑感 - アニメ雑感記

予想していた猫殺し要素は其の壱時点ではほぼありませんでした(強いて言うならかくれんぼくらい)。
次回以降、少し触れたりするんでしょうか?
其の壱でこういうふうに展開したので、ここからは梨花ちゃま目線が増えるんでしょうか?
そうなると考察しやすくて助かるけど。

いずれにせよ、これから先の展開が楽しみです。